よくある質問

「検査を受けてみたい。でも陽性反応が出たら心配……」
ここまで読んで、そう思った人も多いはず。
遅発型アレルギーにまつわる、さまざまな疑問にお答えします。

Q1検査で強い反応が出た食品は完全に除去しなくてはいけませんか?

「いいえ。完全除去することが重要なわけではありません。」

特に反応が出やすい卵・乳製品・小麦食品は、日常口にする頻度の高い食品です。
この3つを含む食品まで完全除去をすることで、栄養バランスが乱れたり、摂取する栄養素やカロリーが極端に減ることもあります。ライフスタイルやライフステージに応じて、摂取量・摂取頻度を減らしたり、調理法の工夫をしたりするなど、テーラーメードの取り組みをご提案いたします。健康のための取り組みが、かえって不健康を招くことになってはいけませんので、ぜひスタッフと一緒に取り組んでください。

  • 以前は、強い反応の食物を一定期間完全に除去していただくようにお伝えしていましたが、摂取量・摂取頻度を減らすことでも改善がみられるケースが多く、無理なく継続して取り組んでいただくために現在は上記のようにご説明しています。

Q2検査で強い反応が出たら、食生活を変えなくちゃならない?

「原因となる食物そのものは、半年間できるだけ控えるようにしましょう」

遅発型フードアレルギー検査でレベルⅣ以上の反応が出た場合、反応が出た食物そのものは約半年間~1年間控えるように説明しています。食べる頻度の高い食物に反応が出やすいので、必然的に食生活は変わると思います。ただ、即時型とは違いますので、スタッフと相談しながら健康のための新しい食生活の基準や習慣をつくっていきましょう。

Q3検査で強い反応が出た食品は一生食べることができないのですか?

「そんなことはありません。また食べられるようになります。」

クリニックでは1~2年後に再検査をお勧めしています。再検査で改善が見られれば、食生活の中に少しずつ取り入れていただきます(食べたことで症状が再発するようであればもうしばらく控えていただくこともあります)。ただし、同じ食物を食べ続けていると再び反応が強くなってきますので、1度食べたら3日間は同じものは食べないようにする(4daysローテーション)とよいでしょう。バランスのとれた食事が重要です。

Q4サプリメントは症状改善のために必要ですか?

「症状改善のプロセスとして必要となる場合はお勧めしますが、必須ではありません。」

基本は食生活の改善と消化吸収機能の改善に重点をおいて取り組んでいただきます。
逆に「サプリメントで治らないんですか?」というご質問もよくいただきますが、残念ながらサプリメントを摂るだけでは治りません。

Q5子どもは何歳くらいから検査を受けることができますか?

「受けるのであれば3歳以上をお勧めします。※離乳食を卒業後1年以上経過してから」

ただし、小児期(15歳まで)は腸内環境が未熟なため、様々な食物に対して反応が高く出やすく、「特定の食物を避けるべきだ」という根拠となるような検査結果にはなりません。小児期は特別なことに取り組むのではなく、まずはバランスのとれた食事を摂ることが大切です。どうしても検査をご希望の場合は個別にご相談ください。

Q6遅発型フードアレルギーの治療をすることで慢性的な体調不良が治るのですか?

「遅発型フードアレルギー検査は、食習慣の改善の一つの指針と考えてください。」

慢性的な体調不良の原因は、アレルギーの問題だけではありません。今ある症状は、これまでの生活習慣の積み重ねにより生じているものです。
クリニックでは、さまざまな検査と組み合わせて体調不良の根本的な原因を探っていきます。フードアレルギーが原因のすべてではありませんが、自分に合わない食物を知ることは、具体的に食生活を見直すことのきっかけとなります。
これまでの食習慣を改善する際の一つの指針とお考えください。

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慢性的な不調の原因を、食習慣や症状から調べていきます。
遅発型フードアレルギーのセルフチェックをしてみましょう。

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