レスベラトロールをご存知ですか?
『長寿の切り札』と言われているポリフェノールの一種ですが、最近では、がんに対する作用やアンチメタボの効果なども報告されており、大変注目されている成分です。
フランス人が乳脂肪や動物性脂肪が多い生活を送っているにもかかわらず、他の先進国に比べ心臓疾患による死亡率が極端に低いという現象のことをフレンチパラドックスといいます。その理由が、赤ワインに含まれるポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質にあるというのをお聞きになったことのある方も多いでしょう。現在ではさらに、そのポリフェノールの一種のレスベラトロールにこそ、フランス人の死亡率の低さの理由があると考えられています。
レスベラトロールは、赤ワインの原料になるブドウ果皮に多く含まれる強力なポリフェノールの一種です。その抗酸化作用はビタミンCの数百倍もあるといわれています。
レスベラトロールは、酵母や、線虫やショウジョウバエなどの下等動物、魚の寿命を延長させることが知られています(酵母にレスベラトロールを加えた実験では、酵母の寿命を70%も延長することができました)。最近では、人間と同じ哺乳類のマウスに対しても寿命の延長をもたらすことが証明されました。
レスベラトロールには、肥満による合併症を減らし、寿命を延ばす効果があります。
マウスを通常食群と高カロリー食群に分け、高カロリー食群のマウスの半分にレスベラトロールを投与しました。
その結果高カロリー食を摂ったマウスでは、通常食マウスと比べ以下の症状が認められました。
- 体重の増加・肥満
- 寿命の短縮
- 運動能力の低下
- インスリン抵抗性の増加(糖尿病になりやすい)
- 脂肪肝
ところが、高カロリー食とともにレスベラトロールを摂ったマウス群では、体重の増加は見られたものの、そのほかの点は通常食群のマウスとまったく同じで、高カロリー食群に見られた寿命の短縮、運動能力の低下、インスリン抵抗性の増大、脂肪肝、各検査の異常等は見られませんでした。
つまり、レスベラトロールによって、肥満に伴うさまざまな異常が妨げられたのです。
また遺伝子解析により、高カロリー食の影響によって生じる変化のほとんどは、レスベラトロールにより抑えられることも示されました。
これまでの研究で、レスベラトロールには以下のようなさまざまな効果があることが報告されています。
- 寿命延長効果
- アンチメタボ効果
- 動脈硬化予防
- 抗がん作用―最近では乳がん予防効果についても報告されています。
- 酸化ストレスによる脳機能低下を抑制
- 糖代謝改善
- 認知症予防
- 眼の病気の予防 など
これらの結果は、すべて人間に当てはまるとは言えませんが、メタボリック症候群などの肥満関連障害や加齢に起因する疾患の治療の新しいアプローチを示すものとして、レスベラトロールが世界中で注目され、現在、さらなる研究が続けられています。
1粒あたり12.5mg、1日4粒で50mgのレスベラトロールが摂取が可能です。
