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よくあるご質問

レスベラトロールについて

  • レスベラトロールってなんですか?
  • 抗酸化作用を持つポリフェノールの1種で、赤ワインに含まれる成分です。ぶどうの種や皮のほか、ピーナッツの薄皮などに含まれます。
  • レスベラトロールの効果にはどのようなものがありますか?
  • レスベラトロールに関しては、数千の論文が出されており、長寿遺伝子にスイッチを入れるほか、アンチメタボ、認知症予防などの効果が報告されています。最近では、EDや男性更年期に対する効果も期待されています。すでに、アメリカでは糖尿病への臨床試験も行われています。
  • レスベラトロールをサプリメントとして摂る場合、何を基準に選べばよいですか?
  • 下記のような点に注意してください。
    • さまざまな効果を示すのはトランス型のレスベラトロールですので、トランス型レスベラトロールの量が多いものを選ぶとよいと思います。含有量を多く見せるために、総レスベラトロール量を表記してあるものがありますので間違わないように注意してください。
    • 他の成分と混ざったものよりは、レスベラトロール単独のサプリメントをおすすめします。
    • 海外の製品で安いものでは、イタドリという植物が原料に使われていることがありますが、イタドリは日本では食品として扱われていません。
  • トランスレスベラトロールって何ですか?トランスレスベラトロールのほうがいいのはなぜですか?
  • レスベラトロールには、化学構造の違いによりトランス型とシス型があります。
    さまざまな効果が報告されている論文のほとんどが、トランスレスベラトロールによる研究のため、トランス型である事が重要と考えております。
  • レスベラトロールのサプリメントは安全ですか?
  • 食品ですから基本的には安全ですが、原料がイタドリの場合、中国産のものが多く、不純物が多く含まれている可能性があります。
    また、サプリメントでも、海外では医薬品として扱われているようなハーブなどには、医薬品との相互作用があり飲み合わせが悪いものもあります。しかし、レスベラトロールは基本的に医薬品との相互作用は、2013年現在は報告されていません 。
  • レスベラトロールはがんにも効きますか?
  • 動物実験レベルでは、がんに対抗するメカニズムや効果が報告されています。
    特に、乳がんに対しては、分子学的なメカニズムが詳しく研究されています。レスベラトロールは、乳がんの最初の段階に起こるDNAダメージを抑えることもわかっています。しかも、少量のレスベラトロールで予防する可能性が示唆されています。
    以上のことから当クリニックでは、乳がんの方には「Rマークのレスベラトロール」をお勧めしています。
  • レスベラトロールの認知症に対する効果とはどのようなものですか?
  • レスベラトロールは、アルツハイマーの原因であるβアミロイドペプチドの分解を促進する強い作用を持つと報告されています。最近では、レスベラトロールにより短期記憶や学習に関わる脳(海馬)の神経細胞の機能が改善、再生することがわかりました。
    その他にもレスベラトロールの認知症への効果の研究は数多く行われていて、認知症の予防に対して非常に期待が高まっています。
  • レスベラトロールが放射線障害にも効果があると聞いたことがあるのですが?
  • レスベラトロールの放射線障害に対する効果に関しては、ピッツバーグ大学やコロラド州立大学の研究など、いくつかの報告がありますが、エビデンスレベルはまだ高くありません。つまり、レスベラトロールを大量に飲むことによる放射線障害に対する効果が確実に認められるとは言えません。
    しかし、被ばくは身体の酸化を招くことで発がんなどのリスクを高めるため、抗酸化物質であるレスベラトロールを摂るということは、決して目的として矛盾はしていません。レスベラトロール自体は無害ですので、テロや原発事故で高レベルの放射線に被曝した際に、あるいはその危険が迫っているときに、自分でできる対策のひとつとしてお飲みいただくといいと思います。
  • レスベラトロールはアンチメタボに効果がありますか?
  • 2011年11月、オランダのグループによりレスベラトロールのヒトでの研究結果が報告されました。内容は『肥満の人に対するアンチメタボ効果』というもので、健康であるが肥満の男性11人に対し、トランスレスベラトロールを1日に150mg、または偽薬(プラセボ)を30日間投与したところ、トランスレスベラトロール投与により
    • 血糖値・インスリン抵抗性の改善
    • 収縮期血圧の低下
    • 肝臓の脂肪減少
    • 肝機能(ALT)の数値が低下
    • 安静時代謝・睡眠時代謝の減少(カロリー制限したときと同様の現象)
    • ミトコンドリア機能の活性化
    • などが認められました。
      レスベラトロールの投与により、カロリー制限と同様のアンチメタボ効果がヒトでも見られたという論文です。
  • レスベラトロールは糖尿病にも効果が期待できるのですか?
  • 2012年2月、アメリカのグループにより『高齢者の糖代謝を改善する効果』に関する論文が発表されました。血糖コントロールが悪い65歳以上の被験者に対し、レスベラトロールを一日に1〜2g、4週間投与したところ、
    • 食後高血糖の改善
    • インスリン感受性の改善
    • など、糖代謝の改善が認められたという論文です。
  • レスベラトロールの効率のよい飲み方や、飲むタイミングなどありますか?
  • 食品なので、いつ飲んで頂いても構いませんが、継続することが大切なので、飲み忘れないタイミングでお飲み頂く事をおすすめ致します。
  • レスベラトロールはどのくらいの期間飲み続ければよいですか?
  • コエンザイムQ10のように飲んですぐ効果が現れるわけではありません。
    10年後、20年後により若くより健康であるために、日々の抗酸化のために継続して飲み続けることが大事です。
  • 「Rマーク」「ゴールド」「高濃度」それぞれのレスベラトロールの違いは何ですか?
  • 「Rマーク」のレスベラトロールは、フランスローヌ産の赤ワイン由来のレスベラトロールで1粒に12.5mgのトランスレスベラトロールを含む打錠タイプの製品です。トランスレスベラトロールをはじめ、抗酸化力の高いポリフェノールが豊富に含まれています。
    レスベラトロールゴールド」は、赤ワイン由来のトランスレスベラトロールとポリフェノール、インドキノ木由来の高濃度なトランスレスベラトロールを理想的な比率で配合した、ソフトカプセルタイプの製品です。1粒に52.5mgのトランスレスベラトロールが含まれています。
    高濃度レスベラトロール」はインドキノ木からの抽出物で、1粒に76mgと、高濃度にトランスレスベラトロールを配合したソフトカプセルタイプの製品です。
  • どのような場合にどのタイプのレスベラトロールを飲んだほうがいいのですか?
  • サプリメントは食品なので効果効能は謳えませんが、論文で報告されている、トランスレスベラトロールを多く摂取すると得られる体感に対しては、「高濃度レスベラトロール」を飲む事をおすすめ致します。特に、動脈硬化、脳機能低下、メタボロックシンドローム、男性更年期などの症状がある場合は「高濃度レスベラトロール」、または「レスベラトロールゴールド」を飲むほうがよいでしょう。
    特に気になる症状などがなく、抗酸化・アンチエイジングとしてお飲みいただく場合は、「Rマーク」のレスベラトロールでもよいでしょう。

    どのタイプをお飲みになるかお悩みの方は、お気軽にクリニックにご相談ください
  • 高濃度なレスベラトロールを余分に摂取することで何か影響はありませんか?
  • サプリメントは食品ですので、特に問題はありません。ただ、「高濃度レスベラトロール」、「レスベラトロールゴールド」はソフトカプセルとして製品化しておりますので、オリーブオイルが含まれております。まれに過剰に摂取することで、胃もたれの原因になる事がありますので、1日の摂取目安量を守ってお飲み頂くか、医師の指示に従ってお飲み下さい。
  • 高濃度なレスベラトロールを摂取するにあたり気をつけることはありますか?
  • 原材料成分をご覧いただき、食品アレルギーに該当がなければ1日の摂取目安量を守ってお飲み頂ければ特に問題はありません。
    しかし、ある疾患によっては高濃度ではないほうがよいとの論文もあります。そのため、当クリニックで高濃度レスベラトロールのご購入をご希望の際には、既往歴を含めた問診表のご記入をお願いしています。その方にいいと思われるタイプのレスベラトロールを処方いたしております。
  • ブドウジュースにもレスベラロトールは入っているのですか?
  • ブドウジュースにもレスベラトロールは含まれていますが、果実を絞っただけなので、レスベラトロールの量としては極わずかです。赤ワインの場合、果実を搾り、発酵させ、濃縮してあるので、ブドウジュースよりも、量が多く含まれています。
    サプリメントの場合、赤ワインを作る過程で出来たオリと呼ばれる沈殿物を、ろ過、濃縮していますので、さらに多くの量が含まれています 。
  • 白ワインにもレスベラトロールが含まれているのですか?
  • 白ワインにも含まれていますが、赤ワインに比べて非常に少ない量です。
  • レスベラトロールを多く含む食品は?
  • 「赤ワイン」「葡萄果皮」「落花生種皮」などがあります。
    赤ワインは発酵・濃縮されている分、葡萄ジュースよりレスベラトロールを多く含みます。また、品種や産地にもよりますが、赤ワインは白ワインの約4倍の含有量との報告があります。
  • レスベラトロールのさまざまな効果を得るには、赤ワインを毎日どのくらい飲めばよいですか?
  • 多くの研究で示されている効果を示すだけのレスベラトロールを、赤ワインだけで摂ろうとすると1日数十本〜数百本の赤ワインを飲む計算になります。ただし、ネブラスカ大学での研究グループは、乳がんの予防効果は1日1〜2杯の赤ワインで得られると報告しています。
  • アルコールを控えている人がレスベラトロールのサプリメントを飲んでも大丈夫ですか?
  • レスベラトロールは赤ワインに多く含まれますが、サプリメントになっている物はアルコールを含みませんので安心してお飲み下さい。
  • 赤ワイン以外に普段の食事からレスベラトロールは摂取できますか?
  • レスベラトロールは、ぶどうの皮や種、ピーナッツの薄皮の部分などに含まれております。しかし、普段の食事から十分な量を摂取するのは難しい成分ですのでサプリメントなどで効率よく補っていただくことをおすすめします。
  • 三番町ごきげんクリニックでレスベラトロールは買えますか?
  • クリニックにお電話(03-3237-0072)もしくはメール(info@kenko.org)をいただき、症状などをお伺いした上で、ご来院いただかなくても処方することが可能です。
2011/6/12放送 NHKスペシャル「長寿の遺伝子」番組内で「レスベラトロール」が取り上げられ話題に レスベラトロール レスベラトロール ゴールド 高濃度レスベラトロール

「レスベラトロール」について、ご不明点等ございましたら、
いつでもお気軽にご相談ください。

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