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よくあるご質問

フードアレルギーについて

  • 遅発型(潜在性)アレルギーとはどういうことですか? 即時型のアレルギーとどう違うのですか?
  • 遅発型(潜在性)アレルギーは、反応が出るのが遅いタイプのアレルギーで、原因となる食物を食べた後、早くて数時間後、遅いと数日後に症状が出現します。症状が慢性化することもあります。症状はそれほど激しくなく「なんとなく調子が悪い」「なんとなく疲れが取れにくい」など意識しなければ気がつかない程度のものが多いのが特徴です。症状は、体調、食べる量や頻度、食べた期間などによっても異なり、さまざまな出かたをします。逆に、即時型アレルギーは、原因となるものを食べたり、触れたりするとすぐに症状が出ます。くしゃみ・かゆみ・発疹・呼吸困難などの症状があり、激しく出る場合も多くあります。花粉症や金属アレルギー、食べ物では、卵、そば、小麦粉、甲殻類(カニ・エビ)などが有名です。
  • 検査ではどのくらい時間がかかりますか?
  • 当クリニックでは、最初に医師と15〜30分間の問診をした上での検査となります。
    通常の採血、または指先からの採血で、少量の血液を検査シートに吸着させる検査です。5分程度で終了します。
    検査後結果が出るまでに約3~4週間かかります。
  • 検査では、どのくらいの種類の食物について調べられるのですか?
  • 日本人が口にすることの多い食材の中から、「乳製品」「フルーツ」「シーフード」「肉」「スパイス」「ナッツ・穀物」「野菜」「その他」の6カテゴリー、合計96種類の食物について調べます。
  • フードアレルギーがあるとわかった場合、どうすればよいのですか?
  • 結果は0(無反応)〜Ⅵ(極めて高い)までの7段階に分類されます。
    • Ⅲの中程度の反応が出た場合、4daysローテーションという食事方法をおすすめしています。食べる頻度が増すと、反応が強くなる可能性があります。
      (※4daysローテーションとは、反応が出た食物を1回食べたらその後3日間は食べないようにするということです。)
    • Ⅳ〜Ⅵの高反応が出た場合、Ⅳは少なくとも3ヶ月間、Ⅴ~Ⅵは6ヶ月間、アレルギーが出た食物の摂取をやめてください。食べる頻度が増すと反応が高くなる可能性があります。
      評価の意味も込めて6ヵ月後に再検査することをおすすめしております。
  • 食べる量を減らす、または回数を減らすではダメですか?
  • 回数を減らすことにより反応が低下する可能性はありますが、確実に改善させるためには、該当する食材を完全に避けることが一番です。
  • アレルギーの食物を止めた場合、反応は下がるのですか? 摂取量とアレルギー反応の程度は比例するのですか?
  • 原因となる食材を除去することで、反応の低下が期待できます。
    しかし、体質によってもともと身体が受けつけない食材の場合、摂取量にかかわらず強い反応を示すこともあります。一方で、同じ食材を過剰に摂取することによりその食材に対する抗体が増え、高反応を示すようになることもあります。そのために、常に食べ物をローテーションして摂取することが重要です。
  • フードアレルギーが老化にも関係があるって本当ですか?
  • アレルギー反応により体内では炎症が起こります。気づかずに食べ続けることでじわじわと体内で慢性炎症が起こり、細胞の老化につながります。
    人間は細胞が60兆個集まってできているので細胞の老化は身体の老化と同じこととなります。
  • 子どもがいます。遅発型アレルギーは何歳くらいから出るのでしょうか?
  • 生まれたばかりの赤ちゃんの免疫システムは完全に発達していません。そのため、はじめは母親からもらった抗体が働きます。生後約半年頃より赤ちゃんは自分で抗体を作ります。しかし、正常の抗体レベルに達するには1年から3年かかるといわれています。正常の抗体レベルに達する前に検査をした場合、赤ちゃん自身の抗体より母親の抗体をあらわすデータになってしまう可能性があります。離乳食が始まり、栄養摂取の8割以上が口から摂る食事になってから半年以上経過した後に、検査をすることをおすすめします。
  • 検査の結果、小豆に高反応が認められました。小豆は一切食べないのですがどうしてでしょうか?
  • 小豆そのものを食べなくても、たくさんの食べ物や飲み物、お菓子に少しでも含まれていることは多くあります。 そのため、食べ物の裏などにある食品表示をよく確認することが重要です。小豆由来のものが隠れているかもしれません 。
  • 以前、カニでアナフィラキシー反応を起こしたことがあります。しかし、このフードアレルギー検査ではどうして無反応なのでしょうか?
  • アナフィラキシー反応は、IgE抗体によるものです。そのため、IgG抗体を見るこの検査では無反応と出ることもあります。一度アナフィラキシー反応を起こした場合、2回目は致死的になる恐れがあるので一生摂取しないことが重要です。

    (※アナフィラキシー反応とは、食物に対する反応のうち気道の腫れや収縮を起こす生命の危険にかかわる症状です。これはIgE抗体によるもので摂取直後に現れます。この症状が現れた場合、直ちに医学的処置が必要です。)
  • 検査を受けた後にアドバイスはしてもらえますか?
  • 当クリニックでは、検査結果を知ることを機に、食生活を見直し、今よりもさらに健康になっていただくことを大切に考えています。そのため、検査結果の説明だけではなく、継続して取り組むための方法を共に考え、実践できるようにサポートします。
  • 検査費用が高いと感じました。費用には何が含まれますか?
  • 検査費用には、検査前の医師との問診検査、医師からの検査結果のコンサルテーション、看護師からの食事および生活習慣に関するアドバイス、その後のご体調に関するご相談やサポート等が含まれております。また、継続してサポートさせていただくために、再診料はいただいておりません。検査とその後のフォローを含んだ費用とお考えください。

「遅発型(潜在性)フードアレルギー検査のお勧め」

一般的に、日本の病院で食物アレルギーのアレルゲンを調べる場合、IgE抗体しか調べません。つまり、食物アレルギーがないと診断されても、それは即時型のアレルギーがないということであり、遅発型(潜在性)アレルギーについてはわからないのが現状です。また近年、さまざまな健康障害にこの遅発型(潜在性)アレルギーの関与が指摘されています。好きな食べ物や毎日のように食べている食材に強いアレルギー反応がみられる場合も少なくありません。健康によいと思って頑張って食べていたものが不調の原因になる可能性もあります。

三番町ごきげんクリニックでは、問診と血液検査により「自分が何に対してアレルギーがあるのか」を把握した上で、「自分の食生活を見直す」機会を持つということが重要と考えています。

遅発性(潜在性)フードアレルギー

「遅発型(潜在性)フードアレルギー」について、
ご不明点等ございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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