高濃度ビタミンC点滴療法

強い抗酸化力で活性酸素の除去 疲労回復や免疫力の維持向上 アレルギーや炎症のサポートに

高濃度ビタミンC点滴療法は、食事やサプリメントでは補いきれない高用量のビタミンCを直接静脈から投与することで、体内の抗酸化力を高め、細胞レベルの健康維持を目指す予防医療です。現代人が日常的にさらされているストレス・紫外線・環境毒素・生活習慣の乱れは、活性酸素を増加させ、老化やさまざまな病気のリスクを高めます。

ビタミンCはこうした“酸化ダメージ”から身体を守るために不可欠な抗酸化物質であり、疲労回復や免疫力の維持、美肌やアンチエイジング、さらには生活習慣病や炎症性疾患の予防などにも幅広く関与します。とくに健康意識の高い方にとっては、「より良い毎日を維持する」「今の元気を未来に繋げる」ための手段として注目されています。

当クリニックでは、点滴によるビタミンCの安定供給を通じて、内側から整える“積極的な予防”をご提案しています。健やかな毎日のために、高濃度ビタミンC点滴を日常の新しいルーティンとして取り入れましょう。

期待できる効果

  • 抗ストレス:副腎をサポートし、エネルギー代謝や精神的な回復力を向上・疲労回復
  • 抗酸化作用:体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぐ
  • 抗炎症作用:慢性炎症の抑制により、動脈硬化・がん・生活習慣病などのリスク低減
  • 免疫力の向上:白血球の機能を高め、感染症に対する抵抗力を強化
  • 生活習慣病の予防:抗酸化作用により、動脈硬化や高血圧などの予防
  • 美白・美肌効果:肌のハリ・ツヤの向上

ビタミンCの多面的な健康効果

― 身体の内側から“本来の力”を引き出す栄養素 ―

ビタミンCは単なる「美容ビタミン」ではありません。身体のあらゆる働きを支える極めて多機能な栄養素であり、現代の予防医療においてもその重要性は再認識されています。特にストレス・酸化・慢性炎症などが加速する現代において、ビタミンCは“守り”と“修復”の両方に働く、極めて有用な分子といえるでしょう。ここでは、ビタミンCが果たす主な役割を科学的な視点からご紹介します。

免疫力を内側から高める
ビタミンCはインターフェロンの分泌を促し、白血球やマクロファージといった免疫細胞の働きを
サポート。風邪やウイルス感染予防の基本栄養素として注目されています。
コラーゲン生成を促進し、肌と血管の土台を整える
体内のコラーゲン合成に不可欠で、皮膚の弾力、毛細血管の強化、傷の修復、骨や筋肉の健康にも寄与します。
紫外線によるダメージから肌を守る
日焼け止めと併用することで、紫外線による活性酸素の生成を抑え、シミ・くすみ・肌老化の予防につながると報告されています。
活性酸素を中和する強力な抗酸化作用
体内で発生するフリーラジカルを選択的に無害化。細胞老化やがん、動脈硬化など、酸化ストレス由来のトラブルの予防に役立ちます。
脳神経やホルモン系にも好影響
ビタミンCはドーパミンやアドレナリンなど神経伝達物質の合成にも関与し、ストレス緩和やメンタルの安定にも貢献します。
眼の健康を守る
白内障の進行を抑える作用が示されており、加齢による視機能低下の予防につながります。
尿酸値を下げ、痛風予防になるという研究もされています
定期的な摂取で血中の尿酸値をコントロールしやすくなり、痛風や関節トラブルの予防にもつながると考えられています。

この治療をおすすめする方

  • 疲れやすく、日常的にストレスを感じている方
  • 免疫力を高めたい方、風邪をひきやすい方
  • 生活習慣病の予防を考えている方
  • 健康的なアンチエイジングを目指す方
  • がんの標準治療の副作用対策をしたい方
  • 慢性的な難治性のアレルギーにお悩みの方
  • 化学物質過敏症でお悩みの方
  • コロナウイルスをはじめとする感染症罹患後の体調不良がある方
  • 歯周病や歯ぐきの炎症、口腔内トラブルでお困りの方
  • 手術を控えている方、術後の回復を早めたい方、傷が治りにくい方
  • ハードトレーニングをしているアスリート
  • 肌のハリや透明感を取り戻したい、維持したいと考えている方

この治療の安全性と副作用

高濃度ビタミンC点滴療法は比較的安全性の高い治療法ですが、以下のような副作用が報告されています。

  • 点滴部位の痛みや腫れ:針の刺入部位に軽度の痛みや腫れが生じることがあります。
  • 頭痛や吐き気:点滴中や点滴後に一時的な頭痛や吐き気を感じることがあります。
  • 低血糖症状:空腹時に点滴を受けると、まれに低血糖症状が現れることがあります。

この治療の注意点

  • G6PD欠損症の方:高濃度ビタミンC点滴により溶血性貧血を引き起こす可能性があります
  • 腎機能が低下している方:ビタミンCの代謝産物が腎臓に負担をかける可能性があります
  • 心不全・胸水、腹水・リンパ浮腫のある方
  • 妊娠中、授乳中の方
  • その他、医師の診断のうえ、治療ができないと判断される場合があります

使用する薬剤について

マイラン社製の国際的に評価の高い製剤を使用しています。防腐剤無添加で医療グレードの安全性が確保されており、点滴に適した純度の高い「アスコルビン酸ナトリウム」を使用しています。必要に応じて、ミネラルや他の抗酸化物質を組み合わせることで、より個別的な健康サポートを提供しています。

経口摂取と点滴の違い

ビタミンCの摂取方法には、経口(食事やサプリメント)と静脈点滴があります。目的や体調に応じて、適切に使い分けることが推奨されます。
経口摂取では、一般に1回の吸収限界は2,000〜3,000mg程度とされており、それを超えると下痢などの症状を起こす可能性があります。また、吸収されたビタミンCの多くは、血中に取り込まれる前に排泄されるため、血中濃度を高く維持するのは難しいとされています。
一方、静脈点滴によるビタミンCの投与は、腸を通さず直接血管に投与するため、短時間で急激に血中濃度を高めることができます。これにより、より迅速かつ確実な抗酸化作用や免疫サポートが期待できます。
日常的な健康維持には、食事やサプリメントによる摂取が基本となりますが、体調不良時や集中的なサポートが必要な際には、点滴による補給を組み合わせることで、効果的な活用が可能です。

推奨する治療頻度・投与量

個々の体調や症状により、医師と相談をして治療頻度を相談します。
月に1~2回のメンテナンスが目安
風邪のひきはじめや 激しいトレーニングやマラソンの後のメンテナンス
周期的に体調が悪くなる季節のメンテナンスに単発