がんは今、「二人に一人がかかる」と言われており、誰にとっても身近な病気です。しかし、科学の進歩により、その治療には新しい選択肢が加わってきています。そのひとつとして、注目されているのが、高濃度ビタミンC点滴療法です。この療法は、手術、抗がん剤、放射線療法といった標準治療の効果を高め、副作用や合併症を減らし、全身状態やQOL(生活の質)を高めることが期待されています。
本講演では、がん治療の専門医である、三番町ごきげんクリニック院長、澤登雅一が、高濃度ビタミンC点滴療法のメカニズムや実際の症例などについて分かりやすくご説明いたします。
また、標準治療に加え高濃度ビタミンC点滴療法を取り入れホジキン病(悪性リンパ腫の一種)を克服されたクリニックの患者様より、ご自身の治療体験をお話しいただきます。
・ご自身がどのようにして治療法を選択し
・治療に向き合う中で、どのような心境の変化があったのか
今後もし同じような体験をされる方がいるならば、準備できることの一つとして、ご自身の体験談が少しでも役立てばという患者様の思いから、実現した機会でもあります。
他にゲストスピーカーとして、東海大学医学部の川田浩志准教授をお招きし、当クリニックと共同で進める同療法の基礎的・臨床的研究に関する最新情報をご紹介いただきます。
この機会を、ご自分のためだけではなく、ご家族をはじめ、大切な方のためにぜひお役立てください 。
- 日 時
- 2011年3月15日(火) 18:30-20:30 (18:15〜受付開始)
- 会 場
- コーチ・ホール
千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館ビル3階(→ MAP) - 内 容
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18:30-19:05 「新しいがん治療法としての高濃度ビタミンC点滴療法」 澤登雅一 三番町ごきげんクリニック院長19:05-19:20 「高濃度ビタミンC点滴療法によるがん治療体験談」 クリニックの患者 様19:20-19:50 「血液悪性腫瘍に対する高濃度ビタミンC点滴療法の可能性」 川田浩志氏 東海大学血液腫瘍内科准教授19:50-20:00 質疑応答 ※20:00より、懇親会をご用意しております。(20:30 終了予定) - 参加費
- 無料