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| Q1 | どのような頻度で点滴を受ければよいのでしょうか? また、どのくらいの期間続ければ、がんが治りますか? |
|---|---|
| A1 | 点滴の頻度ですが、治療をはじめる時点では週に2回が標準です。抗がん剤や放射線治療と併用される方に対しても、あるいはこの治療法を単独でされる方に対しても、同じ回数で点滴治療を行います。
がんの腫瘍が完全に消失したという段階になったら、半年ほどは週1回の治療を続けます。その後は、半年あるいは3カ月ほど、2週間に1回、その次の段階では月に1回、といったように、だんだん頻度を減らしていきます。 治療の期間については、個々の症例によって変わります。現在、当クリニックで治療を最も長く受けている方で約2年です。その方は現在、腫瘍が完全に消失したという状態で、月1回の点滴を受けています。 なお、ビタミンCの大量点滴療法を受ける方全員が治るわけではありません。症状や状態によっても異なってきます。詳しくは、こちらをご確認ください。 |
| Q2 | 効果が出始めるのは、いつごろからですか? |
|---|---|
| A2 | 抗がん剤や放射線治療の副作用で吐き気がして食事がとれなかったり、全身状態が低下していたりする方は、2回か3回点滴を受けるだけでも、かなり状態は変わります。元気が出てきますし、合併症の予防にも役立ちます。その意味では、2〜3週間で効果が出るといってよいでしょう。
がん細胞を死滅させるという抗腫瘍効果に限定してしまうと、明確にいつごろから効果があるということができません。ケースによって変わりますし、抗がん剤や放射線治療と併用している場合には、それらが効いている可能性があります。ただ、ビタミンCの血中濃度が400mg/dlに達すると、強い抗腫瘍効果が発揮されることが研究によりわかっています。したがって、点滴によってそのレベルまで上げれば、がんを治す効果が出始める可能性が高くなるといえます。 |
| Q3 | この療法はどんながんに効きますか? |
|---|---|
| A3 | 当クリニックでは、悪性リンパ腫と肺の非小細胞がんで腫瘍が完全に消失した例があります。リンパ腫や腎臓がんに効果が高いという報告がありますが、まだ確定的なものではありません。逆に言うと、すべてのがんに対して可能性があります。 |
| Q4 | 1回の点滴の時間はどのくらいですか? |
|---|---|
| A4 | ビタミンCの量によって、点滴時間は変わります。たいていは、1〜2時間です。 |
| Q5 | 料金はどのくらいですか? |
|---|---|
| A5 | 1回の点滴が2万円(税込)です。 |
| Q6 | どのような時間帯で点滴を受けることができますか? |
|---|---|
| A6 | 当クリニックでは、受付時間の10:00〜16:30(木曜日は夜間診療のため、19:30まで)です。 |
| Q7 | 現在、抗がん剤の治療を受けていますが、並行して点滴療法を受けても大丈夫ですか? |
|---|---|
| A7 | むしろ、併用することで効果が高まります。抗がん剤の効果を妨げることはなく、既存の治療の副作用を軽減させることができるからです。 |
| Q8 | 併用する場合、主治医にはどのように説明したらよいでしょうか? |
|---|---|
| A8 | 主治医の先生に事前に説明しておかないと、なぜ治療の効果が上がったのか、なぜ副作用が少ないのか、などといった疑問を主治医の先生が感じる可能性があります。したがって、主治医の先生には、クリニックから、具体的な治療内容の(どのような量のビタミンを投与しているなど)資料を提供します。 |
| Q9 | 過去にがんの治療を受け治癒していますが、再発しないかと心配です。ビタミンC投与は再発予防にも効果はありますか? |
|---|---|
| A9 | ビタミンCの投与が再発を予防したという症例のデータはまだ多くありません。ただ、概念的には、再発の予防に十分役立つ治療法だと思います。 |
| Q10 | がんの診断を受け、治療法はないと言われました。その場合でも点滴療法は効果がありますか? |
|---|---|
| A10 | がんそのものはなくならなくても、全身状態や栄養状態の悪化を遅らせることはできます。そういう意味での効果は、必ずあります。実際にアメリカの症例でも、余命6ヶ月と言われていた乳がんの患者さんが、この治療だけで7年間元気にされているケースもあります。 |
| Q11 | 点滴を受けた日にやってはいけないこと、食べてはいけないものなどありますか? |
|---|---|
| A11 | 基本的に食事に関しての制限はありません。やってはいけないこととしては、多量の飲酒、長時間の入浴、激しい運動などです。 |
| Q12 | 点滴療法を受けている期間、日常生活を送る上で、食事や運動など気をつけなければいけないことがありますか? |
|---|---|
| A12 | 他の病気を合併していて制限されていることがなければ、何を食べても結構ですし、運動も基本的に制限はありません。 |
| Q13 | この治療法の副作用としては、どんなものが考えられますか? |
|---|---|
| A13 | ・簡易血糖自己測定器による見かけ上の高血糖
糖尿病などで血糖を自己測定されている方は注意が必要です。ビタミンCとブドウ糖の化学的構造は似ているため、ビタミンCを誤ってブドウ糖と認識してしまい見かけ上、高血糖になってしまいます。この場合、他の方法で血糖を測定する必要があります。 ・溶血(赤血球が壊れてしまう) G6PDという酵素が欠損している患者さんは赤血球の破壊を起こすことがあります。しかし、G6PD酵素の欠損は日本人ではまれですから、ほとんど心配はありません。 ・点滴刺入部位、あるいは周囲の痛み これは比較的多く見られます。ビタミンCの量(浸透圧)や点滴速度、血管の状態などが関係します。こういった条件で起こる痛みに対しては温めたり、点滴の速度をゆっくりにしたりすることで対処しています。 ・低血糖 頻度は多くありませんが、これもビタミンCとブドウ糖の化学的構造が似ているため、ビタミンCを誤ってブドウ糖と認識することにより、インスリン(血糖を下げるためのホルモン)が過剰に出てしまうことにより生じます。点滴開始15分以内に多いとされています。当クリニックでも1例経験しています。そのため、空腹の状態で点滴を受けないことが大切です。 ・吐き気や頭痛など ときどき見られる副作用ですが、点滴の速度や、患者さんの全身状態などによります。点滴の速度をゆっくりにするなどして対応します。 ・眠気、ボーっとする これは、おもにビタミンCの抗ヒスタミン作用によると考えられています。抗ヒスタミン作用とは、花粉症のお薬を飲むと眠くなるのと同じメカニズムによるものです。一時的なものなので特に心配はありません。 その他、以下のような報告がありますが、いずれもまれです。 ・シュウ酸カルシウム結石による尿管閉塞 ・低カルシウム血症 ・腫瘍からの出血 |
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