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| (情報提供者:テリー・グロスマン医学博士)
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キラレーション・セラピー
【重金属蓄積量の測定】
鉛、水銀、ヒ素およびカドミウムのような有毒な重金属は、私たちの日常生活に溢れています。これらは微量でも、環境や私たちの身体を汚染する物質です。こういった有害な金属の体内蓄積量を知ることには、その有害物質を除去する必要性を理解する意味でも大切だと考えられます。
重金属の蓄積量を測定する方法として、費用対効果が良く、痛みがない方法が、毛髪分析です。襟足の生え際の毛を頭皮の近く(頭皮に最も近い部分)から少量、集めます。この部分の髪がなくなっても、外からは目立ちません。毛穴から伸びたばかりの毛髪には、最近の重金属状態が現れています。毛髪に含有されているミネラル値は、身体中のミネラル値と関連しているのです。毛髪分析は、必ずしも正確というわけではありませんが、私たちの中に潜む問題へ目を向けるきっかけとなります。毛髪分析の結果が著しく異常を示した場合には、経口および点滴で行うキレーション・セラピーを取り入れることをお勧めします。
【アンチ・エイジングにおけるキレーション・セラピー】
点滴によるキレーション・セラピーが、全ての人に効果があるかどうかについては、議論がなされるところです。治療が不便であるという認識と、費用がともなうということから、キレーション・セラピーは病気の治療のためだけに使われるべきだと考える人が多いのです。しかし実際には健康で、特に自覚症状のない人でも、数回、点滴によるキレーション・セラピーを受けることは有効です。今では経口のキレート試薬も開発され、広く利用できるようになりました。そしてこの試薬は、病気予防として健康な人々にも革命をもたらしています。健康な人にとっても、経口のキレーション・セラピーはアンチ・エイジングのひとつの方法としてみなされるべきでしょう。
アテローム性動脈硬化の兆候もない、健康で特別な症状のない人でも、重金属の毒素の隠れた兆候がないかを調べるために検査をお勧めします。毛髪分析で簡単に調べることができます。もし高い数値が示された場合は、点滴のキレーション・セラピーを数回行うといいでしょう。初期段階におけるこの治療に加え、経口のキレーションによる・メンテナンス・プログラムを続ければ、十分だと考えられます。特に危険だとされる兆候もなく重金属の毒素がそれほど体内に蓄積されていない人には経口のキレーション・セラピーで十分でしょう。
重金属は私たちが呼吸している大気の中や飲み水、そして摂取する食物にも常に存在しています。鉛、水銀、ヒ素およびカドミウムによる深刻な中毒症の発生率は実際には低いものですが、土中に含まれる鉛やペンキの鉛、歯の詰め物や海産物に含まれる水銀、土の中に存在するヒ素、そして煙草の副流煙に含まれるカドミウムなどの微量の摂取は避けることができません。これまでに述べてきたように、重金属は、私たちの身体の中で重要な酵素系と結合し、その働きを弱めてしまうのです。またこういった有毒な重金属は、フリーラジカル(活性酸素)を発生させる原因となります。重金属の体内蓄積量を軽減するキレーション・セラピーは、アンチ・エイジングの新しい局面として考えられているのです。
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